第15巻3686番歌はこちらにまとめました。
第15巻 3686番歌
巻 | 第15巻 |
歌番号 | 3686番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (肥前國松浦郡狛嶋亭舶泊之夜遥望海浪各慟旅心作歌七首) |
原文 | 多婢奈礼婆 於毛比多要弖毛 安里都礼杼 伊敝尓安流伊毛之 於母比我奈思母 |
訓読 | 旅なれば思ひ絶えてもありつれど家にある妹し思ひ悲しも |
かな | たびなれば おもひたえても ありつれど いへにあるいもし おもひがなしも |
英語(ローマ字) | TABINAREBA OMOHITAETEMO ARITSUREDO IHENIARUIMOSHI OMOHIGANASHIMO |
訳 | 旅の身なのでたいていのことは諦めがつくのだが、家に残してきた妻のことだけは思うと悲しい。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 遣新羅使、天平8年、年紀、羈旅、佐賀県、唐津市、神集島、望郷 |